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藤原信二の今日の一言 「WEBグループウェアと高収益のシステムインテグレーション事業戦略(1)」
text by 藤原信二(代表取締役)
今回から数回に分けて今後のシステムインテグレーターが、WEB技術を利用してどのように高収益な事業を育てていくかということをグループウェアベンダーの視点で考察してみたいと思います。
【SI事業の構造変化(大企業マーケットから中堅・中小企業マーケットへ)】 日本の産業構造を企業規模で見ると、1000人以上の規模の大会社が約2500社、 100〜1000人の中堅企業が約6万社、50〜100人の中小企業が約11万社、20〜50人規模は23万社あります。 グループウェアやイントラネットをベースとした社内情報共有システムの構築という視点から見たとき、1000人を超える大企業のシステム部から大手SIが受注するという流れがいままでの大きなマーケットでした。このトレンドがようやく中堅企業さらに中小企業へと本格化しつつあり、中堅6万社、中小11万社のグループウェア導入さらに業務アプリケーション導入が今後の大きなマーケットとなります。 さて、誰がこの構築や導入支援を行うのでしょうか?
ここでポイントとなるのは、中堅中小企業は、大手企業のような潤沢なIT予算は容易に確保できないため、外部SEが導入コンサルタントを担当し一人月150万円以上ものコストをかけるようなパターンはありえない、ということです。また、パッケージ製品もWEBグループウェアが急速に一般化してきているため、クライアントライセンスを取るようなパターンもありえない、ということです。となると地域に密着した、あるいは業界に密着した中堅・中小のSI事業者のみなさんが直接受注するというパターンが一般化すると思います。
(つづく) |