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2008年も早くも最終月となりました。年を重ねるごとに速くなる一年の過ぎ去るスピードになんともやるせない思いがします。幼稚園のころの一年がいかに長かったかことか...さて、今年のリンコムのテーマは「主体性を発揮しよう」でした。毎年テーマを決めて社員全員が取り組むのです。一年を振り返ってみると社員一人ひとりが程度の差こそあれ、主体的に考えるという意味において大きく成長した年だったと思います。 しかし...残念だと思うのは日本全体がここ数十年主体性を持った人を生み出す努力をしてこなかったのではと思わざるを得ません。先日電車の中刷り広告に「子供を入れたい大学」という文字を見つけうんざりしたのを思い出しました。たしか、読売ウィークリーだったと思います。書いている記者もまた世の親も多くは違和感無く書き、あるいは読んでいるのでしょうが、おかしいと思いませんか。大学に入るのは子供であって、親がここに入れたいとか、ここはだめとかの問題ではないでしょう。このような親やマスコミの風潮が子供の主体性を奪っていく、そして自分で考えるということの力が極端に低下した子供を大量に生産している気がしてなりません。
主体性とは自分の考えや行動や力で環境に対処していく、道を切り開いていく、あるいは環境そのものを変えていく力です。景気が悪いからとか、政治が悪いからとか、あいつがやってくれないからとか、回りのせいにしていても前に進みませんし、たのしくもありません。ものの本によると、人間は自分の能力で環境を変化させることに対する喜びを得ようとします。これは本能だそうです。もっとこの本能を呼び起こす教育を国の施策としてやっていったらと切に願います。40数年前J.F.Kennedyの大統領就任演説を思い起こします「あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。」これこそが、誇りあるそして格調高い生き方なのではないでしょうか。 |
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