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   レスポンス改善4 (2010年5月)
カテゴリー:無し  登録者:リンコム営業   登録日時:2010/05/11 15:52  表示期限:無期限  

ネクスト活用事例紹介

レスポンス改善4

2010年05月

text by 山田晃生(ITアーティテクチャ)



先月は業務が非常に忙しく、急遽連載をお休みさせていただきました。
リンコム通信をお待ちいただいていた方々に誠にお詫び申し上げます。

さて引き続きレスポンス改善についてお話しようと思います。
今月は特定の時間帯に発生するレスポンス低下です。

特定の時間帯・・・といって、すぐに思い浮かべるのは朝でしょう。
グループウェアやポータルの場合、出社してまず今日のスケジュールやタスクの確認のためにネクストへアクセスするというのはようある光景ですね。
時間帯のピーク具合は利用する会社の形態によって分かれます。
たとえば会社がフレックス制度やシフト制度を行なっているならば集中具合はバラけますが、全員が一斉に業務を開始する・・・例えば朝礼を行なってから、席に戻って業務を行う場合などはアクセスが非常に集中することになります。
この場合はどのような対応をとったらよいのでしょうか?

1.アプリケーションサーバの増加
それを言ってしまっては・・・といえばそうですが、ピーク時間帯に耐えられなくなるというのはそもそものサイジングに問題があったから発生するわけです。
コストのかかる話で恐縮なのですが、やはりサーバ増加におけるレスポンス改善の効果は非常に大きいです。
単純に同時処理数が増えるのですから1台の時は20秒かかっていたのも、2台ならば10秒、4台ならば5秒になるわけで、朝の貴重な時間帯、全社員の待ち時間が半分になるのは非常に大きいでしょう
しかし残念ながら闇雲にサーバを増やせばよいというわけではありません。なぜなら、ネクストが同時に処理する数を増やせばその分DBの負担も増大するからです。
そこでピーク時間帯、以下の点をチェックしてみてください。
・ ネクストサーバのメモリ(JRUNが利用しているメモリ)が随時1GB近くなっている
・ DBサーバのメモリが設定している最大値に達していない
・ DBサーバのCPU利用率が100%に張り付いていない(100%に達していてもギザギザ線になっていれば問題ありません)
・ DBサーバの待機中タスクが溜まり続けていない(DBの機能で確認してください)
SQLServer画面
※ SQLServer2008の場合は利用状況モニタより待機タスクが確認できます
この状態ならばDB側に余裕があるので、ネクストサーバの増加が非常に効果を発揮するはずです。


2.デスクトップの見直し
とは言っても、明日からサーバを増やします・・・というわけにはいきません。そこで現在の設定を少しでも見直していきます。
ネクストの画面の中で1番重たい画面は?と問われれば、間違いなく私はデスクトップとお答えします。
デスクトップはログイン後最初に表示される画面で、ポータルである以上、ネクスト内または外部からさまざまな情報を集約し表示します。
言わば、そこらじゅうのDBから情報をかき集めて表示するのですから重くならないはずはありません。
ポータルを管理運営している身としては多くの情報を表示して、漏れなく見てもらいたいのが心情ですが、果たしてそれは全員に必要な情報なのでしょうか?
私も沢山のお客様の元でデスクトップ画面を見せていただくことが多いですが、情報を表示しすぎて何回もスクロールしないと見えない状態になっているお客様を多く見かけます。
快適に扱えて、情報を見落とさないためにはどういったデスクトップがよいのか? 1度デスクトップのマイツールを仕分けしてみては如何でしょうか?


3.Webメールのバージョンアップ
リンコムネクストではCatchMe@MailまたはCyberMailというWebメールのアプリケーションと連携を行っています。
この連携モジュールはWebメールに届いたメール一覧をネクストデスクトップに表示する機能を持っているのですが、メールの受信には件数相応の時間がかかります。
例えば休み明けの月曜日やスパムメールなどで未受信メールが溜まっていた場合、これらの受信に要する時間が朝のレスポンスに大きな影響をあたえていました。
旧連携モジュールではメール受信をすべて完了しないとネクストデスクトップを表示しない仕様になっていたのですが、最新の連携モジュールでは一覧表示をFlexに改良したためにメールの受信表示とデスクトップの表示を別のセッションにすることができるようになっています。
つまり、メールを受信している最中でもスケジュールや掲示板の確認ができるようになり、デスクトップ表示に対するストレス軽減が可能なようになっています。
またネクストサーバに対する負担も大きく軽減しています。
もし、2.7までの旧ネクストとWebメールを利用されているならば、最新版にバージョンアップすることにより大きくレスポンスが改善されると思います。


他にも様々な対応方法が考えられますが、大切なのは業務スタイルや運用方法によってどれぐらいのピークを想定しサイジングするかです。
例えば営業所が多くある会社ならば、各営業員が帰社してネクストを開く夕方の時間帯をピークと考えるべきですし
ポータル上で勤怠管理を行う会社ならば、月末または月初の勤怠締めのタイミングをピークと考えるべきでしょう。
リンコム社ではサイジングの目安を提示していますがあくまで目安でしかなく、必要なサーバリソースは利用方法によって大きく変わってきます。
長く利用されているならば、利用方法に合わせた構成や運用スタイルの見直しなど行ってみては如何でしょうか?
また、これから新規導入を考えられている方は、ギリギリのサイジングではなく余裕を持った構成で考えてください。
これから運用していくに従いデータが蓄積されていけば、レスポンスは導入当初より悪化する可能性のほうが遥かに高いのですから・・・

さて来月は、いくつかの事例をもとにしたレスポンス改善のケースをご紹介したいと思います。



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