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 【番外編】iPadは活用できるか?(2010年9月)
カテゴリー:ネクスト活用事例紹介  登録者:リンコム営業   登録日時:2010/08/09 08:29  表示期限:無期限  

ネクスト活用事例紹介

【番外編】iPadは活用できるか?

2010年09月

text by 山田晃生(ITアーティテクチャ)



今年の異常なまでの暑い夏がようやく終わろうとしていますが、皆様お体は如何でしょう?
私は某データセンターで丸1日作業した翌日から、風邪で寝込んでしまいました・・・皆様も気をつけてくださいね
さて今回は、いつもの真面目で堅い事例紹介からちょっと離れて、すっかりブームも下火(?)のiPad、これを業務に活用できるか?考えてみようと思います。
といっても、PhoneもPodもPadも持っていないガラパゴスな自分ではありますが・・・。

1.タッチって便利なの?
そもそも、リンコム通信にこんなコラムを書こうと思ったのは、リンコム社でiPhone版スケジューラの開発を行い、そのテストに参加したからです。
それまでは店頭でちょこっと触る程度だったiPhoneを本格的にいじってみて、何でこんなものが流行るのか?不思議に思ったからであります。
確かにタッチパネルは動作しているアプリケーションに応じて、自在なI/Fを提供できる・・・ハードI/Fに左右される事なく自由なアプリケーションになれると思います。
これはアプリケーションの開発者にとっては夢のような話です、それまでのハード制限に囚われることなく可能性は無限に広がります・・・もっとも実際は自分達の都合でI/Fを都合よく制限できるのが便利なんですけど(笑)
しかし開発者にとっての表現力があがるのと、ユーザの利便性はまったく別物だと思うのです。どんなこだわりのI/Fを考えても使いにくければ自己満足です。
こだわりといえば、Apple社の『機械的なボタンを配置しないこだわり』なんか好きになれない要因なのですが・・・。
なぜって、ロック解除やボリュームや決定とか、よく使うボタンは素直に機会式の方が使いやすいじゃん・・・って思うのです。(自分は未だにジョグダイヤル式の携帯使っているのもありますが)
穿った見方をすれば、『こだわり』とカッコをつけていても実際は機械式のボタンを設置しないことでハードの価格を下げたいだけじゃ?と思ったり。

ちょっと話がそれましたが、まぁそれでもiPhoneはコンシュマー向けですから、好きな人が好きなものを買えばいいだけなので、開発者は思う存分自己表現するべきなのでしょう。
ただ、ビジネスアプリになるとちょっと違ってきます。
ビジネスアプリは『使いたい人が使う』ではなく『使わなきゃいけない』世界です。
奇抜で個性的で挑戦的なI/Fを作って、『俺のこだわりがわからねぇ奴は使わなくて結構』と頑固親父みたいなわけにいきません。
あまり冒険せずに普段の延長線上に便利さを添えて、基本的な使い方は変わらないんだけど痒い所に手が届くような便利さアピールするのがベストだと考えています。
となると、ハード的なI/Fはそのままに、表示するデータや+αの機能に力を注いでいくべきなのでしょう。

冒頭にご紹介したiPhone版スケジューラも私にとっては使いやすいものではありませんでした。
その原因は、スケジューラに限らずネクスト全体がPC上でキーボードとマウスを使った操作性を機軸にしたデザインだからです。
具体的にはラジオボタン、チェックボックス、ハイパーリンクなど、マウス操作では便利に思えたオブジェクトが、タッチパネルでは非常に使いにくいものに変わってしまった事にあります。
ただでさえ入力の多いスケジューラで、指先のタッチ箇所に気を配りながら操作するのは苦痛以外の何者でもありません。おまけにテキスト入力も大変だし・・・
そういったわけで、iPhoneやiPadなどタッチパネルに対応するならば、全面的にI/Fを見直して専用の画面を作らないといけないと考えた次第です。
2ヶ月ほど前に、某社のグループウェアがiPad対応した(正確にはSafari対応ですが)とニュースがありましたが、同じようなジレンマに陥るんじゃないかと勝手に想像しています。


2.iPadのビジネス活用
さて、散々文句を言いながらiPadをどうすればビジネスシーンに活用できるか?考えてみました。
操作性能の問題から、既存のWebアプリケーションを使うのには向いていませんし、日本語文字入力性能が低いのでノートPCの代用になりません
営業のプレゼン用にと記事も見ましたが、ノートPCとiPadどちらを持ち歩くか?と聞かれれば多くの人がノートPCを取るのではないでしょうか?
(最初ともかく最終的には・・・2台持ちは厳しいですしね)
また、iPadのようなオープンな画面はセキュリティ上、外で使用するのには向いていません。
じゃあメリットは?
何といっても持ち運びの容易さと、表現力の高さ、直感性のI/Fといったところでしょうか?
つまり、社内で持ち運んで、入力はしないが高い表現力で見やすいデータを直感的に操作する業務ならば活用できるわけです。
例えば・・・
実験動物の管理システム
昔に携わったことがあるのですが、医療や食品業界では実験の際の動物管理を行います。
実験後の状態変化などを観察する必要があるので、対象の写真は絶対に必要と伺っています。
過去の写真と見比べるためにゲージの前にいく必要がありますし、沢山の動物から必要な写真を取得するのに管理番号をキーに写真を取得する必要があります。
ゲージにはIRコードのシールを貼っておき、それをカメラで写せばDBから過去1週間の写真を取得し、ゲージ内の実物と見比べつつ結果を検証、写真を撮ってデータ登録を行う・・・こんな業務にiPadは向いているのではないでしょうか?
これをヒントにすれば
機械や建物などの破損度合いの管理、病院内での治癒度合いの検証など、現場で目で見て過去と比較して判断するような業務に適していることが分かりますね。


他にも色々なシーンが想像できますが、大切なのは流行っているから何でもかんでも適用するのではなく
そのデバイスの長所短所を把握して、有効活用できる可能性を探ることだと思います。
iPadは革新的な端末だと私も思います。だからこそ古い考えに囚われず、新しい可能性をもとめていきたいものですね。


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