リンコム ネクスト

管理権限の分散化

企業間ウェアを利用し、取引先と情報共有を行う場合や、組織構造の複雑な企業で利用する場合、アクセス権管理やユーザー管理などの業務負担が非常に大きくなります。
システム管理者の業務負担を軽減するため、グループへのユーザーの所属設定や、グループで利用するアプリケーションの作成、アクセス権の設定などの、グループウェアを運用する上で必要な管理権限の一部を、グループごとの管理者(グループ管理者)に付与することができます。
この機能を利用することで、システム管理者の負荷を大きく軽減することができます。

グループ管理者とは?

グループ管理者とは、特定のグループにのみ、一部の管理権限を持つユーザーです。
グループごとの管理者を任命することで、システム管理者の負荷が分散化されると同時に、より繊細な運用を実現出来ます。

Kanrikengen.gif

グループ管理者の権限範囲

グループ管理者は、グループ管理権限を持つグループに対してのみ、ユーザーの追加所属・削除、アプリケーションの作成、アクセス権の設定などを行うことが出来ます。

1. グループへのユーザー追加

Kanrikengen_1.gif

2. アプリケーションの作成・編集・削除

Kanrikengen_2.gif

管理権限を分散化する効果

複数の企業が利用する企業間ウェアや、組織構造が複雑な企業でグループウェアを利用する場合、システム管理者のメンテナンス負荷は膨大です。そのため、システム管理者は日々の業務の多くをメンテナンス作業に費やし、情報戦略などのコア業務に割く時間が縮小されることも珍しくありません。

グループごとに管理者を設定し、管理権限の一部を委譲することで、システム管理者の負担を大きく軽減し、柔軟なシステム運用を実現します。その結果、システム管理者はシステムメンテナンス以外のコア業務に集中することができ、ユーザーの満足度を向上させることができます。